感性の充電

アートディレクターであった父の影響を受け、幼い頃より芸術に親しんできた宮原夢画。

10代後半には写真を志し、その後、ファッションを中心とした広告写真やエディトリアルの分野の第一線で活動を続けてきた。一方、作家として写真の歴史や古典技法にも関心を深め、眼前の瞬間を捉えるスナップ写真から、絵を描くが如くイメージを構築するセットアップ写真まで、宮原は異なる技法・ジャンルを軽やかに行き来し作品を発表してきた。

また、広告写真の経験を経て、モード誌の本場である西洋の模倣に留まることに違和感を覚えた宮原は、自身のアイデンティティを模索する中で、日本の歴史や伝統文化に対する造詣を深め、そこでの学びや気づきを感性的に自身の作品制作へと反映させていった。

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