2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

タグ ホイヤー/TAG Heuer

「タグ・ホイヤー(TAG Heuer)」は、1960年にスイスのサンティミエにてエドワード・ホイヤーが創業。創業時から1985年まではホイヤー社という社名だったが、クオーツショックで資金難だったところをマンスール・オジェ率いるTAGグループからの資金援助を受…

細雪

「細雪(ささめゆき)」は、谷崎潤一郎の全編の会話が船場言葉で書かれた長編小説である。上流の大阪人の生活を描き、絢爛でありながら、それゆえに第二次世界大戦前の崩壊寸前の滅びの美を内包し、挽歌的切なさをも醸しだす。阪神間モダニズム時代の阪神間…

映画をめぐる美術

現在、東京国立近代美術館で「映画をめぐる美術 - マルセル・ブロータースから始める」展が6月1日まで開催されている。「映画」そのものではなく、映画をめぐる「美術」。このタイトルが指し示す展覧会とは、いったいどんなものか。まずは英語のタイトル「Re…

ゴールデンウィーク

巷ではゴールデンウィークの真っ只中。観たい映画も沢山あるのだが、残念ながらしばらくは「まったり」する時間が取れない。ま、世間にはそんな人も大勢いるだろうから、せめてゴールデンウィークらしいネタで我慢していただこう。「イケア・ジャパン」が、…

告知とユニークな展覧会

以前、あるレストランモールの各店舗を取材してレポート記事にすることになったとお伝えしたことがある。そして、今日初めての取材に出掛けた。数多くのグルメライターや食にうるさい素人ブロガーが氾濫する昨今、「食」をテーマにして記事を書くという事に…

泡の魅力

テタンジェ社は現在、多くのシャンパーニュメゾンが巨大資本のグループに属するなか、家族経営を続ける数少ないメゾン。そのルーツは1932年に初代当主ピエール・テタンジェが1734年創業のフルノー社を購入し、テタンジェの名でシャンパーニュの製造販売を始…

ほんと靴ネタ好きなんだから

夏が近づいてくると足元は派手な靴で楽しみたい!と考える人も多いことだろう。今日もシューズネタをお届けするが、我ながら「靴」好きだなぁ〜とつくづく思う。「ちっ、またかよ」と言わずに、お付き合いいただければ幸いだ。先月には、「リーボック クラシ…

東京 アート アンティーク

近年幅広い世代で古美術・骨董、絵画に対する興味と関心が高まり、愛好家も増えている。しかしながら、実際にそれらの作品に触れる機会は日常的には少なく、また、興味はあるけど何処にいけばいいか分からない、あるいは、格式の高い美術店・画廊に入るのは…

ピナ・バウシュ 夢の教室

「エルメス(HERMES)」の日本旗艦店である銀座にある「メゾン・エルメス」の10階にあるプライベートシネマ「ル・ステュディオ」の5月のプログラムは「ピナ・バウシュ 夢の教室」に決定。ちなみに、日本では2012年3月に公開された作品である。2009年に亡くなっ…

ティッシとナイキ

「ジバンシィ (GIVENCHY) 」のクリエイティヴ・ディレクターであるリカルド・ティッシは1975年にイタリアのコモで誕生した。17歳の時にセントマーティンズ校でデザインを学ぶために親元を離れロンドンへ向かう。優秀な成績で卒業後、イタリアに戻り約5年間「…

バレエ・リュス

「バレエ・リュス(Ballets Russes)」は、ロシア出身の芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフが主宰したバレエ団である。「ロシア・バレエ団」とも呼ばれ、1909年にパリのシャトレ座で旗揚げをしてから、ディアギレフ死去後の1929年に解散するまでの…

江之浦コンプレックス

芸術家の杉本博司氏が設立した「小田原文化財団」が、演劇や芸術などを擁する芸術文化施設「江之浦コンプレックス」の建設に着工することになった。2016年に完成が予定されており、能舞台やギャラリー、茶室など、「杉本芸術」を一堂に堪能する場ができるこ…

トランセンデンス/Transcendence

6月28日に全国公開が決定したジョニー・デップ主演、クリストファー・ノーラン製作総指揮の最新作「トランセンデンス(Transcendence)」は、アカデミー賞4部門を受賞した「インセプション」や、「ダークナイト」の製作陣による最新のSF作品。全ての情報がコ…

ちょっとアカデミックに

「プラダ(PRADA)」がイタリアの出版社であるフェルトリネッリ出版社の協力のもと、2013年に始めた新たな文学作品に光を当てる文芸コンテスト「プラダ ジャーナル」。その第2弾がスタートし、6月11日まで全世界から作品の応募を受け付けている。プラダ ジャー…

スッゲェ〜クルマ

そろそろクルマネタかな…と思っている方、そう今日はクルマネタである。19日に開幕する北京モーターショーでお披露目される2台のクルマが少々面白い。最初は、2012年に発表したプジョーの「ONYX(オニキス)」に続くスタディモデル「EXALT(イグザルト)」。…

グランフロント大阪1周年

梅田に誕生した「参加型のまちづくり」をコンセプトに、オフィス、商業施設、ナレッジキャピタル、ホテル、住宅が集積した大規模複合都市「グランフロント大阪」。早いものでこの4月26日で街びらき1周年を迎える。そこで、記念イベント「グラン サンクス フ…

ポメラート

「ケリング(KERING)」は、フランスを本拠地とするコングロマリットで、主にファッション・宝飾品関連のブランドを保有しており、「LVMH」「リシュモン」と並ぶファッション業界大手企業体の1つ。2013年に「グッチ」や「ボッテガ・ヴェネタ」なども参加する…

音楽フェス

夏が近づくといろんな音楽フェスティバルの話題が目白押し。7月25日から27日の3日間、新潟県の苗場スキー場で自然と音楽の共生を目指す日本最大級の野外ロックフェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL'14」が開催される。「FUJI ROCK」は、都会生活とかけ離れた…

藍染

日本に古くから伝わる藍染め染色技法を受けつぐ職人集団「リトマス(LITMUS)」。「リトマス」は湘南鵠沼を拠点に、古来から伝わる染色技法「灰汁醗酵建て」による本藍染めを受け継ぎ、素材や概念にとらわれない作品づくりをする職人ユニットである。「灰汁醗…

リヴァー・フェニックス

「インディ・ジョーンズ」シリーズ第3作目の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」で、若き日のインディ・ジョーンズを演じたリヴァー・フェニックス。彼は1993年に23年間の短い生涯を終えた。15歳で主演した「スタンド・バイ・ミー」やアカデミー賞助演男優…

ナイキ続々

1987年3月26日、ランニングシューズに革命が起きた。それは「ナイキ(NIKE)」から発売された「ナイキ エア マックス 1」の誕生である。ソール部分に文字どおり「ウィンドウ」が搭載され、見えないはずの部分を見せた「ナイキ」のエアクッショニングは革新的な…

ピアジェのローズガーデン

昨年、日本上陸40周年を迎えた「ヴァンクリ」が、これを記念して東京・恵比寿ガーデンプレイスにあるミシュラン3つ星フレンチレストラン「シャトーレストラン ジョエル・ロブジョン」の伝統的な建物にプロジェクションマッピングを上映。テーマは「フェアリ…

エコ・ドライブ

「シチズン(CITIZEN)」ブランドは、シチズン時計により運営されており、生産される時計はクォーツ式時計が主流。1918年に尚工舎時計研究所として創業。1924年、懐中時計「シチズン(CITIZEN)」を発売、これが現在のブランドへと繋がっていく。ちなみに、ブラ…

進撃の巨人

最近、和田アキ子が「現実の巨人」として登場するCMで話題の「進撃の巨人」。このCMがオンエアされるまで恥ずかしながら「進撃の巨人」については何も知らなかった。ま、オッサンには当然の事かも知れない。圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦い…

京都のお土産

この週末は花冷えで日本各地のお花見客には少々厳しかったかも知れない。春の行楽シーズンにはイタイ天候であったことは否めない。しかし、京都を訪れる花見客や観光客は多い。ある情報サイトが京都駅の玄関口に位置するJR京都伊勢丹のバイヤーにリサーチし…

Montblancの特別限定品

1992年、Montblancは「モンブラン・デ・ラ・キュルチュール アート・パトロネージ・アワード」を設立。この賞は毎年、芸術と文化に重要な貢献をされた人物を選定し、その功績を認められたアートパトロンに対して贈られる。そして、毎年この賞と連携してMontb…

新しいランドマーク

先日、阪神電気鉄道株式会社と阪急電鉄株式会社が手掛ける「梅田1丁目1番地計画(阪神百貨店梅田本店の入居する大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」の工事施工計画が決定し、2014年秋の工事着手と2023年の竣工を目指すことが発表された。大阪神ビ…

キネティック・アート

「キネティック・アート(kinetic art)」とは、動く美術作品、または動くように見える芸術作品の総称。物理的な意味で実際に「動く作品」の場合、その動力源としては自然の力(風や水流など)によるもの、また、電力や磁力によるもの、そして、人力によるも…

印象派

今年の7月9日から10月20日までの期間、東京の国立新美術館で「オルセー美術館展 印象派の誕生 -描くことの自由-」が開催される。19世紀後半の貴重な美術品を多く所蔵し、「印象派の殿堂」として知られるパリの「オルセー美術館」。この展覧会では「印象派の…

カンディダ・へーファー

ドイツの現代写真を代表するアーティストのカンディダ・へーファーによる個展が、東雲のユカ・ツルノギャラリーで。5月10日まで開催されている。カンディダ・へーファーは1944年に生まれ、現在はドイツ・ケルンを拠点に活動を展開する「ベッヒャー派」の現代…