2014年スタート

あけましておめでとうございます。個人的にはいつも通り平穏無事な元旦である。例によっていつ寝たか起きたか分からない感じの2014年のスタートだ。

ボケ〜っとテレビを見ながらダラダラと過ごす正月だが、世間はアグレッシブに動いている。伊勢丹新宿店では、1月2日から5日まで新春企画として歌舞伎の語源ともされる江戸時代に華美に着飾った最先端のファッションを指す言葉「傾く(かぶく)」をキーワードにした「お正月ミュージアム」が本館6階催物場で開催される。

三越資料室が保有する明治から昭和の歌舞伎衣装13点を歌舞伎コンシェルジュ辻和子のイラストと解説と合わせて展示。中でも目を引くのは「助六」の中に登場する花魁「揚巻(あげまき)」の新春の打ち掛け。羽子板、お飾り、門松が刺繍されており、新春に見ると縁起が良いと言い伝えられてきた衣装。しかも、昭和8年歌舞伎座で六代目尾上菊五郎が着用したものだという。

また、山本寛斎の歌舞伎からインスパイアされた当時のコレクションから「凧絵」のマントのレプリカなどが展示される。同時に伊勢丹新宿店本館2階「TOKYO解放区」では約20年振りに山本寛斎のコレクションが小売店で販売される「Kansai Yamamoto POP UP STORE @ TOKYO解放区」が同時開催。ちなみに、ポップアップショップは1月14日まで。

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