アートアクアリウム展

2011年の2月に神戸・元町の大丸ミュージアムKOBEで開催されていた「アートアクアリウム展 〜神戸・金魚の美〜」という展覧会に行った。

会場のオシャレなアクアリウム空間は、江戸時代より愛玩用として日本人に親しまれてきた金魚にスポットが当てられ、金魚の美を愛でる全く新しいアート空間。金魚は観賞魚として人が生み出した「生きた芸術品」と呼ばれており、その生きる芸術品と「和」をモチーフに創られた水槽が、音やライティングの演出効果によって暗闇に浮かびあがり、どことなく妖しささえ漂っているようであった。

アクアリウム総合プロデューサーの木村英智氏の作品の中でも特に有名で人気のある巨大金魚鉢や屏風水槽をはじめとする、一度見たら忘れられないオリジナリティあふれる水槽アート作品の数々が展示されていた。

木村英智氏は、アクアリウムの世界とアート、デザインの世界を完璧に融合させた、世界的な第一人者と称される。変幻自在な水槽デザイン、ハイレベルな水質調整、知り尽くした生体管理と組み合わされるインテリア、ライティング、映像、音楽、空間構成も自らデザイン・監修。リビングアクアリウム、ラウンジアクアリウムアートアクアリウムと自らカテゴライズしたデザイン性の高いアクアリウム作品・アクアリウムスペースを創作し、美術館でアートとして有料展覧会を開くことのできる唯一の存在である。また、世界中を旅して珍しい観賞魚を収集しアクアリウムシーンに送り出している。

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